ベジタリアンと出会って
はじめまして。
私が菜食に興味を持ったのは、イギリス人のベジタリアン夫婦との出会いでした。それまでは、好き嫌いもなく、肉でも魚でも、もちろん卵も、とにかく食べることが大好きな人間でした。
当時、趣味で英会話の勉強をしていて、語学学習アプリを通しイギリス人と勉強をしていました。その人はベジタリアンでもなんでもなかったのですが、両親がベジタリアンでした。
最近では、日本人もベジタリアンやヴィーガンというライフスタイルを選択する人は増えてきたと思いますが、当時はまだ少なかったと思います。日本人にはあまり馴染みのないライフスタイルでしたので、私はご夫婦にとても興味を持ちました。
それまでの私のベジタリアンに対するイメージは『自分にストイックな人』でした。
私は、自分の食べたいものを、健康や宗教のため、と言う理由で我慢することが出来る人間ではないため、こういうライフスタイルは縁遠いものと考えていました。
でも、お二人がなぜ、その生き方を選んだのかを知り驚きました。お二人は自分達の為ではなく、動物愛護のためでした。自分達のためにこのライフスタイルを選択しているのではない、と言う考えが私にはとても驚きでした。
この時は「動物愛護」と一言で片づけられるものではない、食肉が食卓に上がるまでの過程をよく知りませんでした。
自分のためではない、その生き方に興味を持ち、またそれは良いことだと感じ、インターネット等でベジタリアンについて調べてみました。検索してみると、YouTubeでヴィーガンについて発信している人達の動画をよく見かけるようになります。ヴィーガンはベジタリアンより更に厳しい選択をしている人達です。
ヴィーガンを発信している動画を見て、ミルクや卵が食卓に上がるまでの過程も、この時はじめて知ることになりました。
YouTube動画やインターネットばかりの情報でしたが、動物性食材が食卓に上がるまでの過程を、ざっくりイメージすることが出来ました。ベジタリアンやヴィーガンの方達の考えに共感するところもありましたが、でも個人的には、食べたいものを我慢する必要はないし、無理してまでそのライフスタイルを選択する必要もないと思っています。
私は、ご夫婦との出会いもあって、それを機にベジタリアンやヴィーガンに興味を持つことになり、また自分にも出来るかどうかも考えるようになりました。
もしやるなら挫折しないことが大事と思い、今の自分に出来ることは?と思いついたのが、まず「牛丼屋、焼肉屋、ステーキ屋さんに行くことを控えてみよう」でした。これなら無理のなく続けられそうですし、お金の節約にもなるので一石二鳥と前向きに捉え、私なりのゆるベジLIFEがスタートしました。
菜食にはカテゴリーがあり、ペスクタリアン、ベジタリアン、フレキシタリアン、ヴィーガン等です。もっと細かいカテゴリーもありますが、代表的なものをあげてみました。現在の私はどこに属しているかは微妙ですが、フレキシタリアンが近いかなぁ?と思います。でも私は、カテゴリーにはないですが、『ゆるベジ』の方が、しっくりきてます。「ゆる~く菜食してます」と言った感じでしょうか。
冷蔵庫に卵や肉、ミルクは入っていませんが、お魚はたまに頂きます。
ゆるベジ生活をするようになって、心身ともに整ってきたような気もしています。特に身は良くなったと感じています。以前と比べて風邪とか引かなくなりました。コロナのせいもあってなるべく病院に行きたくないと気を使っているせいもあると思いますが…
このブログでは、ゆるベジLIFEを通して気づいたこと、発見したことを綴っていけたらと思っています。
作ったお料理も載せていきたいですが、ほとんどCOOK PADを参考にしています。料理しない人が、ゆるベジになってから料理するようになりましたので、料理ビギナーです。